代表あいさつ

皆様、はじめまして。
一般社団法人日本小児発達子育て支援協会代表理事、小児科医の西村佑美と申します。
当協会のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今から4年前の2020年春、新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの制限を強いられました。中でも小児科医として大変ショックだったのは、全国各地で乳児健診が中止されるという前代未聞の事態でした。
乳児健診は、孤立しがちでデリケートな産後のママたちが専門家とつながり相談ができる貴重な機会です。これが失われるという危機的状況を目の当たりにし、私は「ママ友ドクター®」プロジェクトを一人で始めました。

YouTube動画を含むSNSでの情報発信、全国各地での子育て相談会の開催、オンラインセミナーの提供、各種メディアでの執筆活動、企業での講演など、一人でも多くの困っている親子の支援につながればと思い、積極的な活動を行ってまいりました。
さらに、2022年には「子ども発達相談アカデミー VARY」というオンラインコミュニティを立ち上げ、子育ての悩みを抱えるママたちが集い学べる新しい場として全国に広げていきました。
これらの活動を通じて、多くの方々のご支援とご協力をいただき、子育て支援の輪を広げることができました。

そして2024年、これまでの活動をさらに発展させ、より多くの方々にサポートを提供するため、一般社団法人日本小児発達子育て支援協会を設立いたしました。
当協会の大きな目標は、子ども発達相談アカデミーVARYで子育てを学ぶことで、ストレスをコントロールしながら上手に楽しく子育てをできる保護者を増やしていくことです。
また、その中から、最新の医学・心理学・発達支援の知見に基づいた子育て法をアドバイスできる、ママ(パパ)メンターの育成に取り組み、各地域の子育て支援の充実化につながるシステム創出にも注力しております。
当協会の強みである、医師が代表を務めることで構築された、確実に信頼できる専門医、あるいはママ友ドクターやパパ友ドクターに相談できるネットワーク作りも進め、誰もが安心して子育てができる社会の実現に寄与してまいります。
Media

9月27日、協会設立と同時にGakkenから発売になった、【発達特性に悩んだらはじめに読む本】が、「教育」「障害児教育」「福祉の参考図書白書」「保育園・幼稚園教育」の4カテゴリーで1位を獲得しベストセラーになりました!
多くの親の子育てのスキルアップにつながる教科書のような本をつくりたいと、1年かけて作った本です。
┃その他、メディア出演・執筆
こそだてまっぷ
・言葉の遅れ・かんしゃく・多動「アイコンタクト+笑顔」について(2024.10.8)
nobiko
・自分の子の発達遅れ」を受け入れられなかったママ医師が、子どもの前で初めて泣いた日(2024.10.7)
・重度の自閉症の子を育てる親御さんへ伝えたいこと…きょうだい児の目線から医師が語る体験談(2024.10.8)
・目が合いにくい子の子育てに有効な「アイコンタクト+笑顔」 発達外来の専門医がすすめる習慣(2024.10.11)
・発語の土台となる「言葉を使わないやりとり」に注目! 言葉が遅い子の親にできること(2024.10.15)
・かんしゃくの原因は「性格や発達障害」じゃない? 発達外来の医師が親に教える対処法(2024.10.18)
・ASDとADHDはどう違う? 発達障害は病気ではない? 専門医が親と周囲の大人に伝えたいこと(2024.10.23)
AERA.dot
・自閉症の姉を持ち「発達専門」の小児科医になった女性 自分の子にも“発達特性”が発覚し決断した「新たな道」(2024.11.9)
HaguKum
・「発達障害ではなく〝発達特性〟という言葉で少しでも前向きに」自身も発達特性のある息子、重度自閉症の姉をもつ小児科医・西村佑美先生が初の著書に込めた思い(2024.11.18)
朝日新聞EduA
・我が子が「普通と違う」と悩む親たちへ「ママ友ドクター」西村佑美さんが勧めるマインドシフト(2024.11.28)
パソナBemyself
・5分で完結!子どもとの質の高い時間で築く親子の絆と自己効力感(2024.11.27)
Yahoo!ニュース(AERAdot 転載)
・「発達障害ではなく〝発達特性〟という言葉で少しでも前向きに」自身も発達特性のある息子、重度自閉症の姉をもつ小児科医・西村佑美先生が初の著書に込めた思い(ランキング1位獲得。現在掲載終了)
東洋経済education×ICT
・「親が叱らずに済む「肯定的な注目」とは?発達特性がある子の入学準備のカギ。子の行動3分類、ナレーションで無理なく続く」(2024.12.09)
mamagirl
・「子どもの思考パターンを探ると、子育てはもっと面白くなる」 ママ友ドクターゆみ先生インタビュー(前編)(2024.12.15)
・「家事は手を抜いても子どもとの時間は手を抜かない」ママ友ドクター佑美先生インタビュー(後編)(2024.12.15)
modelpress(mamagirl記事転載)
・「子どもの思考パターンを探ると、子育てはもっと面白くなる」「家事は手を抜いても子どもとの時間は手を抜かない」ママ友ドクターゆみ先生インタビュー(前編・後編)(2024.12.15)
m3.com LIFESTYLE SNSニュース情報局
・「白衣を脱ぎ ママ友ドクターとして活躍。ゆみ先生の素顔」(2024.12.13)
たまひよONLINE
・連載記事(2025.01.16)
mamagirl WEB
・「また怒っちゃった…」をなくしたい!イライラとの付き合い方 発達専門の小児科医ママに学ぶ【医師監修執筆連載①、②】(2025.2.7)
代表プロフィール
西村佑美(にしむら・ゆみ)
発達専門小児科医/一般社団法人 日本小児発達子育て支援協会 代表理事
1982年 / 宮城県仙台市出身
三児の母
日本大学医学部卒 / 小児科専門医
子どものこころ専門医
日本大学医学部附属板橋病院小児科研究医員

My Carrier
最重度自閉症のきょうだい児として育ち、障害児家族に寄り添える仕事がしたいとの想いから医師を志す。
2011年から日本大学医学部小児科医局に所属し、小児科医として大学病院に勤務。以降、のべ1万組以上の親子を診てきた。

第一子出産後に自閉症診療の第一人者・平岩幹男氏に師事。
発達障害についての専門性を深める中、第一子に発達特性があることが発覚し、母としても発達特性の子育てに向き合うことに。
当事者家族として本格的な療育や知育、バイリンガル教育を行った経験を活かし、地方病院と大学病院で発達専門外来を新設する。しかし、医師という立場で育児の悩みに寄り添うことに限界を感じるようになる。
2020年、コロナ禍で各地の乳児検診が中止になったことをきっかけに、「ママ友ドクター®」プロジェクトを始動。
SNSでの情報発信、全国各地での相談会主催、メディアでの執筆、企業登壇、主宰する「子ども発達相談アカデミー VARY」での活動等を通し、子育ての悩みを抱えるママたちの支援を行ってきた。
2024年、最新の医学・心理学・発達支援に基づいた子育て法を取り入れたママメンターの育成と、専門医に相談できる場の創出を目的として、一般社団法人 日本小児発達子育て支援協会を設立。
「発達特性の子育ては、発想力も行動力も群を抜いた人づくり」
であるとの信念を胸に、各自治体や医療機関とも連携した、より多くのママたちをサポートする環境づくりを進めている。今後の目標は、特性に対する新たな価値観を社会に生み出すこと。